レント デラックス・コレクターズ・エディション
はるばると静岡からの母を連れてミュージカル観劇。
RENT(JAPAN TOUR 2006) at 東京厚生年金会館
5月に映画版を観て、これは是非舞台も観に行かねば、と思ったわけですが当然ながら全英語。字幕つきだとはいえど、座席は前から4列目(近すぎて舞台の枠外は見難い)だし・・・というわけで、母には予習をしてもらおうと思いあらかじめDVDを送りつけておいたのさー。
んだけども。舞台の字幕って初めて観たけど、あれだね、ヒドイね。
え、まだそこ?んー必要なとこそこじゃなくない?あーそれは訳すんだ、みたいな。
だったら観るな、と言われそうなのですが、実際後半は殆ど観ませんでした。
そんなわけのわかんない字幕なんか見てる場合じゃないことになってるっつうのよ。
映画にはなかったシーン、が印象的でした。なかった、と言うと語弊がありますが、
映画では主要キャスト以外は、アンサンブルというよりは殆ど背景で人数も多いのだけれど舞台だとその人数もぐっと減って、なんつうの、飾りとかじゃなくて必要なシーンって感じ。
♪Christmas Bellsなんかがいい例でした。そもそもの舞台設定であるところの貧困であったり荒廃であったり、というものって、ストーリーを追うとなんか忘れてしまうのよねぇ。
私は映画の♪Santa Feのシーンがとてもすきで楽しみにしていたのですが、映画だとあまり寒さを感じなかったシーン(とても無理矢理な希望にあふれて、楽しそうだったから)が、実際は寒さに凍えながらも心は遠きサンタフェを夢見る、というそもそもの形が見えると、よりダイレクトに、しかしなにかのついでみたいに伝わってきたのがまるっきり新しい発見で、ライブ感。
2008年には、日本人キャスト版が帰ってくるそうですよ!!!
ところで、このブログにRENTの話題が出るのは今日で都合4回目なのだが、その間とくに何があったわけでもないのに作品に対する俺の情熱がヒートアップしているのが見て取れる。想いも、継続は力なり、だと思う。思い込み、とも言う。
夕食までに時間が余ったので、母親に連れられ(!)ゲームセンターへ。たまにしかやらないせいもあるのだとは思うが、彼女のクレーンゲーム全般にかける情熱は、それはもうただならぬものがある。じゃらじゃらと両替するのを、ただ見守るしかできない貧乏症な俺。
結局たいしたものをGETしたでもない、その釣果につぎ込まれた金額を思うとなんだか無性に悔しくなったので、アルタでたいそう気に入った帽子を無理矢理買ってもらう。
おかあさま。おすしごちそうさまでした。PAOPAOでシュウマイとちまき、山ほど買い込んでもらってありがとうございました。さっそく冷凍して、非常食にします。