今年は本当にお世話になってますJ−WAVE様。
というわけで、行ってまいりました試写会。
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』
監督:ジョン・マッデン
出演:グウィネス・パルトロウ
アンソニー・ホプキンス
ジェイク・ギレンホール
・・
人の顔を覚えないというのは先日も書きましたが、外国の俳優の名前もわかりません。
好きだったらわかりそうなものですが、完璧に名前が出てくるのは10人くらいかなぁ。
なんの話かというと、グウィネス・パルトロウって観た事ないと思ってたけど、そういえば
『恋におちたシェイクスピア』観た事あるなぁ。そうか。出てたのか。という話。
あと、観ながらジェイク・ギレンホールってどっかで見たことあるなぁとずーっと考えてて、
『デイ・アフター・トゥモロー』の人じゃん!と思い出せた時は、既にラスト10分でした。
アンソニー・ホプキンスってあの映画のせいでかなり人喰いなイメージらしいですね。
実は観たはずなのに全く記憶がないので、確認で観ようと思います、レクター博士。
みたいな感じでなんだか雑念だらけです。こんなだから覚えられないのか?
最近本当に自分の好みに関わらないところで映画を観る機会が多いのですが、公開前
だし、貰いものだし、ネタばれも嫌だし、こうやって感想とか書いてみたりするものの、
叩きづらい評価がいささか甘いのは否めません。
すみません小心者なので。
一生懸命、良かったこと中心に書こうと頑張ってしまうのよ。慣れないことを・・・。
でね、これは本当によかったですよ。かなり好き。ストーリーは
公式サイト等でどうぞ。
ちょっと自分の体調が良くなかった(すげぇ眠かった)のもあって、前半はストーリーを
追うのに何故かいっぱいいっぱいで
こりゃ根気の要る映画だなぁと思っていたのです。
(回想シーンと現在の区別が付かなくてひとりで混乱していた。すごくわかりやすいのに)
物語のどこを中心に見るかによって評価が分かれると思います。私は断然
お父さん派。
結末とか事実とかは、観ながら想像していたとおりの着地点に落ち着くわけですけど、
その着地がすばらしく美しかった。
文章(本)を人に薦める時に私はよく『色付きで風景が見える』という言い方をしていますが
この映像からは『匂いがする』といった感じでしょうか。すごく繊細な作品。
全く知りませんでしたが、これはもともとデイヴィッド・オーバーンという人の戯曲で
ジョン・マッデン演出、グウィネス・パルトロウ出演の『Proof』という舞台作品だった
そうです。ちょっとそれ、すごく観たいわよぅ。
そしてこの映画、多分いつかもう一回観ます。という評価。